Londonのたからもの

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旅の終わり

先日、引越し準備の合間にハムステッドヒースという公園に行って来ました。

地図を見ると腰が引けるほど大きな公園で、
「えーーーー、あたし、帰るーーーー」022.gif
とわがままを言っていた私ですが、丘の上からの景色を見て、息を呑みました。
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ロンドンが一望出来ます。
なんと清々しい景色!
あぁ、来て良かった016.gif

ちなみにこの丘、その昔ロンドンでペストが流行ったときに死体が埋められた場所だそうで。
夜になると、出るのだそうです、幽霊が・・・032.gif

 ***

2007年の9月、初めてロンドンに来てから2年が過ぎました。

最初は一人で外を歩くたびに嫌~な汗をかき、スーパーで買い物をするにもオドオドし、
「早く日本に帰りたいよー」007.gif
と半べそをかいていた2年前よりは、普通に街を歩けるようになりました。

英語はペラペ~ラには程遠いですが、単語トークでも言いたいことを頑張って言えるようにはなりました。

海外で暮らしたいなど微塵も考えたことがなかった私が、大逆転の海外生活。
「出来る限り若いうちに海外で生活してみるべき」と180度考え方が変わりました。

世界にはいろんな人がいる。
私が普通だと思っていることが、海外ではちっとも普通じゃないことがたくさんある。
それを身を持って知ることができたというだけでも、ものの見方が少し広がりました。

夫との長いハネムーンのようなのんびり生活も終わり、日本に帰ってまず目指すのは「社会復帰」。
このブログもこれでおしまいにします。

総じて、私の腹の中を幾重にもオブラートで包んだようなつまらない文章になってしまいました。
目新しい情報もなく、掃いて捨てるほどあるありふれたブログの一つでしかなく、
正直、自分で書いていてつまらなくなってしまいました。。。
(これがロンドン生活の終盤になって更新が失速した一つの理由でもあります。)

でも、ありふれた暮らしだけど、私だけの暮らし。
良い想い出の記録となりました。

 ***

あと数日でいよいよ帰国。
ダンボールに囲まれた部屋からロイヤルオペラハウスを眺めながら、この2年間を振り返って過ごします。

あー、楽しかった053.gif
(旦那さんにはいろいろ迷惑掛けました。どうもありがとう。)040.gif
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# by takaramono5898 | 2009-09-14 06:33 | エピローグ

バルセロナ Barcelona ~食べ物編~

旅行の合間にブログを書く力が湧かず、随分とご無沙汰してしまいました。
書きたいことが多すぎる・・・008.gif
やむを得ず、少し端折って、気が向いたときに書くことにします。

 ***

「スペイン料理=パエリア」というイメージしか持っていなかった私。
バルセロナでスペイン料理に目覚めました016.gif

滞在中に訪れたお店は次のとおり。

Tapa Tapa
クチコミではイマイチの評価を受けたりもしてますが、私には十分美味しかった。
濃い目の味は、冷た~い昼間のビールにピッタリでした。
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小皿だから気軽にちょこちょこ食べられる。
タパスっていいね~016.gif

QUQU
Tapa Tapaのそばにあるタパス屋さん。
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ん~、お値段に対して量や味が私好みではありませんでした。。。

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Tapas24
あぁ、このお店を紹介してくれた日本人ガイドさん、本当にありがとう053.gif
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お肉は柔らかくって、お魚もサクサク♪
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牛肉のシチューのようなもの。
味が濃いけど、おいしい!
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どのお店でも頼んだコロッケ。
カリカリ、ほふほふ。
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青背の魚に葱を合わせるところなど、日本食を彷彿とさせます。
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何を食べてもウマイ。
このお店がナンバーワンでした。
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# by takaramono5898 | 2009-08-19 18:56 |   └ スペイン

バルセロナ Barcelona Part3

【7月23日(金)3日目】

今回の旅のメイン、サグラダ・ファミリア
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建て始めてから120年以上経った今も、建築現場の様相です。

「観光シーズンの今は強烈に混んでるけど、朝9:00~9:30に行けばそれほど並ばずにすみますよ」027.gif
という昨日の日本人ガイドさんの教えに従い、開門時間9:00よりも前にサグラダ・ファミリアに着きました。

それでも、私たちの前には20名くらいの行列が。
昨日の午後は1時間半~2時間待ちでしたから、随分マシです。

チケットを買って中に入ると、大抵の人は入口すぐそばにあるエレベーターに並びだすようですが、
私たちは迷わず建物を突っ切って奥の「生誕のファサード」側のエレベーターに直行しました。
これまたガイドさんからのコネタ。
「奥にもエレベーターがあって、そちらの方がすいていることが多く、なおかつガウディが建築した時代の古い塔を上ることが出来る」027.gif
・・・とのことでした。

案の定、こちらのエレベーターは誰も並んでいませんでした。
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4~5人も入れば満員になりそうな狭いエレベーターで、スルスルスル・・・と上まで行き、
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さらに階段を上ると、
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塔と塔を繋ぐ橋の部分に出られます。
下を見下ろすと・・・
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おぉぉぉぉぉぉ、怖っ!
しかし目を遠くに移せば、絶景が広がります。
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建築中の塔の上には、クランベリーのようなカワイイ飾りが。
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こちらは麦の穂のようです。
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私たちの後からやってきたのは数組の日本人だけ037.gif
朝一番だったので好きなだけ眺めを楽しむことができました。

下りは吸い込まれそうな螺旋階段をひたすら下りていきます。
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カタツムリのような、水の渦のような・・・美しい。

建物の内部は今までどんな教会でも見たことがないような天井の高さです。
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柱は木をイメージしていて、枝が分かれていく様子や穴までも象徴的に描かれています。
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中央の作業現場ではこのときも着々と作業が行われていて、日本人で初めて主任彫刻家となった外尾悦郎さんらしき姿も見えました。
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外尾さんは生誕のファザードの中央にある女性たちの像を手がけたそうです。
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ラテン語で書かれた聖書を読めない庶民のために、キリストの生誕にまつわる物語を彫刻で表しています。
むせ返るような、圧倒的な彫刻。

一方、チケット売り場のある側の「受難のファサード」は、シンプルにさえ見える直線的なフォルム。
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まるで別の建物のようです。

地下には見ごたえのある博物館もありました。
この人がガウディ。
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デザイン画などの貴重な資料が収められています。
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建築当初からの写真を見ると、だんだんと出来上がっていく様子が分かります。
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「受難のファサード」にある4×4マスの数字。
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縦、横、斜めだけでなく、さまざまな組合せで合計が「33」になるように出来ています。
その組合せも博物館に展示されていました。
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ガウディはここに寝泊りして現場の指揮に当たっていましたが、73歳のある日、外出した際に路面電車に轢かれて亡くなったのだそうです。
さぞかし無念だったことでしょう・・・007.gif

建築技術の発達により製法が変わったおかげで、工事のスピードが格段に早くなったそうです。
ガウディ没後100周年の2026年の完成を目指しているそうですが、本当に間に合うのかな・・・?
建築資金が滞れば作業はときどき中断されることもあるとも聞きました。

地下聖堂は現在閉鎖中のため、残念ながら見ることができませんでした。
もしも私が生きている間に完成することがあれば、そのときは是非またこの地を訪れたい。
そう思わせる不思議な魅力を持った教会でした。

 ***

この日は他にもガウディの作品を見に行きました。

一見「普通」なカサ・カルベット
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1階がレストランになっていて、そこで食事をすると中まで見ることができるそうですが、私たちは覗くだけにしました012.gif
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もう一つは、電車で少し郊外に行ったところにあるグエル別邸
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現在はカタルーニャ工学大学建築学部が置かれています。
ここの馬小屋、門番小屋、門を手がけたのが、後にガウディのパトロンとなるグエルの初めての仕事の依頼でした。
このときは中には入れませんでしたが、龍の門の迫力はすごい。
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噛みつかれそうです。

 ***

芸術はむろん、建築についてもまったくの門外漢の私。
建物を見て「美しい」と思ったのはこれが初めてでした。
そう感じたのは、恐らくガウディが「自然」を随所に取り入れているからでしょう。
海の中だったり、植物だったり。
バルセロナ郊外の村で、草木と戯れながら育ったガウディが達した「自然の中に最高の形がある」という考え。
私も深く共感します045.gif
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# by takaramono5898 | 2009-08-02 06:22 |   └ スペイン