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Londonのたからもの

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ねずみとり The Mousetrap

近頃、我が家は「懸賞生活」風。

昨年、旦那さんがピアノリサイタルを当てたのをきっかけに、私もまめに懸賞に応募するようになりました。

昨年、mixiでたまたま見かけたチケットプレゼントで当たったのがThe Mousetrap
アガサ・クリスティがいくつか書いた戯曲の中の一つです。

応募の際、
「アガサ・クリスティが大好きなんです!
今も辞書を引きながら原書を読んでます!!!」

と力強くアピールしたのが功を奏したのかな?

ほとんどすべてのアガサ・クリスティの作品を読みましたが、なんとなく戯曲は読みづらくて避けてました。

でも、ミュージカルと違って戯曲は最初から最後まで英語ばっかり。(当たり前)
日本語訳を読んで行かないと絶対にぽか~んとしてる間に終わっちゃうことうけあい。
で、先日の一時帰国の際に買ってきました。

ねずみとり (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アガサ・クリスティー / 早川書房

スコア:


この戯曲、なんと今年で初演から57年目!
HPに
「the longest running show, of any kind, in the world」
とある通り、世界で一番長い間上演されている舞台なのだそうです。
もう、こうなったらやめるにやめられないんじゃないかなぁ。。。

劇場はSt.Martin's Theatre
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うちから歩いて15分くらいでした。

box officeで引き換えてもらったチケット。
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STALL席は36ポンドするところもあるのですが、我々はタダ053.gif
ラッキ~072.gif

劇場内には公演回数を表示されていたり、
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若かりし頃のエリザベス女王が見に来たときの写真が飾られていました。
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客席はいたってこぢんまり。
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歴史を感じさせます。
Lion KingやBilly Elliotとは対照的に、お客さんもまばらでちょっと寂しい。。。

いよいよ開演時間。
一転暗くなると、
「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
・・・これからご覧になる方のためにネタバレしないよう、このへんで。

ものすごくクラシックな舞台で、日本で言うなら昭和初期みたいな雰囲気。

和訳を読んでおいて大正解でした。
原作に忠実なセリフになっていたように思います。
(って、早いセリフはよく聞き取れなかったけど)

アガサ・クリスティのすごいところって、
えぇ!?マジですか!?
という結末を考え出してしまうところだと私は思います。

正直、この話の結末はうっすら分かったし、
「そんな偶然、なかなかないよ」的なところもありましたが、それにしても面白かった。

かなりマニアックなので力強くオススメはしませんが、アガサ・クリスティ好きな方は、一度見てもいいかも。
by takaramono5898 | 2009-02-06 23:28 | 観る