先日の
お惣菜パーティー@サウサンプトンでは、粉モノ系をいろいろと作り倒しました。
そのときに教わったシンプルなスコーンがこちらです。
友人の旦那様のお母様(=イギリス人)から教わったレシピを、キリのいい分量に少し手直ししました。
【材料 5.5cm丸型 6個分】
小麦粉 200g
ベーキングパウダー 小さじ1
(あれば、上記の代わりに、セルフレイジングフラワー200g)
バター(or マーガリン) 50g
砂糖 50g
牛乳 80ml
【作り方】
1) オーブンを220度に予熱し始める
2) 材料を予め計量しておく。小麦粉とベーキングパウダーはボウルの中でよく混ぜておく。
セルフレイジングフラワーを使う場合は、そのままボウルに入れるだけ。
3) マーガリンと小麦粉を擦り合わせるようにして混ぜる
ここが初めのポイント。
私は
「ひねりごまのようだなぁ」
と思うのですが、バターと小麦粉を、指先でポロポロと擦ります。
英語では
「rub in」といいます。
私が昔読んだ林望さんの「イギリスは美味しい」という本では、
いかにこのrub inがスコーン作りに大切か、熱く説かれていました。
パン粉のようなザックリした粉を目指して、素早く、まんべんなく混ぜます。
4) 3に砂糖を加え、全体を混ぜる。
もしもドライフルーツやチョコなどを入れる場合はここで加える。
5) 牛乳を加え、素早く全体を混ぜ、まとめ上げる。
粉っぽさがなくなればOK。
捏ねすぎないこと。
お母様曰く、
「ペストリーより柔らかいけど、べたべたしないように」
とのこと。
6) 生地を2cmの厚さに広げ、型で抜く。
2つ目のポイント。
型は何でも構わないし、なければ包丁やスケッパーなどでもいいのですが、
とにかく切り口が
スパッと切れるように。
そして切ったら出来る限りいじらないように。
初めて作ったとき、コップでやって失敗しました。
切れ味良く切れてないと、焼いたときに膨らみにくくなります。
生地を延ばすときは麺棒を使うのがいいでしょうが、
私はこのあと家で一人で作ったとき、手で延ばしちゃいました
多少ひび割れても、でこぼこでも、大丈夫。
余った生地の切れっ端は丸めて一緒に焼いちゃいましょう。
7) 予熱しておいたオーブンで10~15分焼く。
8) 冷めてから、クロテッドクリームとベリー系のジャムをたっぷり付けて召し上がれ
旦那様曰く、
「イギリス人は焼きたてよりも冷めてから食べるかも」
とのこと。
日本では中沢からクロテッドクリームが販売されています。
でも、要は食べた本人が美味しければいいので、アツアツでも、冷めからでも。
メープルシロップとか、はちみつとか、マーガリンとか、何でもいいと思います。
こんな風に
「オオカミの口」がパックリと開けば大成功~
・・・おったまげるほど、簡単でした。
一番初めに家で作ったときは、上述の通りうまく膨らまなくて失敗だったのに、
何で失敗したのか分からないくらい、簡単でした。
おどさん、ありがとう。
私一人でも、ちゃーんと焼けたよ~
計量し始めてから焼きあがりまで、30分もあれば大丈夫。
卵を入れるレシピとか、フープロ使うレシピとか、巷にはいろいろありますが、
これが一番簡単で美味しいと思います。
砂糖を加えずにチーズ、塩、マスタードを入れるとSavory Sconeというんですって。
そちらも美味しそう!
今度チャレンジしてみます。