昨晩、旦那さんの日本の友だちが家に来ました。
その日の朝、突然決まったので、昼過ぎから夫婦で買出し。
かねてより作ってみたいと思っていたローストチキンにチャレンジしました。
日本ではまず見かけることのない丸ごと1羽の鶏、こちらのスーパーでは普通に置いてます。
オーブンに突っ込むだけで出来る簡単料理なので、
おどさんのおうちではよく食卓に上がると聞いていました。
今回はBBC版「きょうの料理」、
Good Foodのこちらのレシピを参考に
Foolproof-slow-roast-chicken
1) オーブンを160℃に余熱します。
2) 鶏肉に適量のバターをこすり付け、オーブン皿にのせます。
周りにじゃがいもなどを適当な大きさに切って置きます。
にんにくは房のまま、皮も剥かずに縦半分にまっぷたつ。
3) チキンストック100mlと白ワイン100mlを上からかけ、アルミホイルをかぶせて1時間蒸し焼き。
4) ホイルを取って、月桂樹の葉とローズマリー、レモンを入れて50分焼きます。
5) 温度を220度に上げて30分焼きます。
6) 串で刺してみて、血などが出てこなければ焼き上がり。
7) 鶏を別の皿に移し、緩くホイルをかぶせて10分置きます。
(切る前に少し時間を置いた方が切りやすくなるそうです)
一緒に焼いた野菜は温めておきます。
随分気長な料理ですが、オーブンが料理してくれるようなものなので、ときどき様子をみれば大丈夫。
ここにイギリスならではのグレービーソースをかけていただきます。
スーパーには液体のものから、顆粒のものまで、さまざまなグレービーが並んでいます。
でも、おどさんから教わった作り方はとてもシンプル。
1) Knorr vegetable stock granules小さじ2に対して
水450mlの分量で小さな鍋で溶かして温める。
焼いたチキンからジュースが出てたらそれも加える。
おどさん家のものはこちらですが、
うちはなかったのでこちらを使いました。
チキンコンソメならなんでもいいと思います。
量も、味をみて適当にしました
2) 水溶き片栗粉の要領でコーンスターチを入れてとろみをつけます。
好きな分量で出来るし、チキンコンソメは他の料理にも使えるので、
おどさんから教わったこのやり方が私にとっては一番です。
ど~んと、焼けました
レモンは買い忘れたので省略。。。
でもフレッシュのローズマリーを散らしたので、爽やかなハーブの香りがグレービーにも移っています。
ここからが大変だった
旦那さんがナイフ片手に
「チキンの解体ショー」を繰り広げて悪戦苦闘。
胸肉のあたりはパサついてしまっていたので、
「もも肉だけで焼いたほうがいいんじゃない?」
という話も。。。
焼いている間に下に溜まったスープをときどき上からかけた方がいいと思います。
まぁ、初めてなのでこんなものかな。
でも、簡単なのに食卓に出すと
わぁ~と
ごちそう感いっぱい。
一緒に作った「ほうれん草とベーコンのキッシュ」でトラブルが発生し、妙にバタバタしてしまいましたが、
そうしている間にもローストチキンは一人で(一羽で)粛々と焼けていました。
手羽元や鶏ももなら焼く時間も短くなるし、「解体」もきっと簡単なはず
ハーブや野菜のおかげでゴージャスに見えることうけあいです。