先週末はニールズヤードの講座「Introduction to Herbal Medicine」の最終回でした。
土曜日提出のレポートのため、ギリギリになって大慌て。
大きな声では言えませんが、参考サイトからのコピペでなんとか体裁を整えて・・・
ネイティブの中に一人だけというのはこれほども心細いものか、6回の講義を通じて身にしみて感じました。
土曜の午後、クラス全員でキューガーデンにハーブを見に行くというのも、直前までバックれようと思っていました。
シンガポールから留学で来ている大学生のシルビア(←もちろん、英語ネイティブ)が私の拙い英語を一生懸命理解しようとしてくれて、本当に救われました
英語だからか、私の記憶力が年齢とともに衰えたからなのか、授業の内容をそのまま覚えることはできませんでした。
でも、しみじみ考えると、参加してみて良かった。
本を読んでいるだけでは分からない、ハーブの匂い、味などを実際に試してみることが出来ました。
以前、ハーバリストさんに薦められて読んだこの本。
それによれば・・・
世界で広く使われている「アスピリン」はメドウスイートというハーブの持つ化学物質を模して作られた薬だそうですが、胃の弱い人には出血を引き起こすという副作用が知られています。
しかし、ハーバリストは実際にメドウスイートを胃の炎症や出血に用いるそうです。
それは、メドウスイートにはタンニンなどの胃の粘膜を保護する物質が同時に含まれているから。
また、医師が利尿作用のある薬を処方する場合、カリウムが失われるためそのサプリメントを同時に処方する必要があります。
しかし、ハーバリストがダンデライオン(=たんぽぽ)の葉を使う場合、それは利尿作用があると同時にカリウムも豊富に含んでいるので、カリウムが流出することを心配することがありません。
・・・とのこと。
なんと、植物は素晴らしい力を持っているのでしょう。
奥深いけれど、もっともっと勉強してみたくなりました。
英語はキツイので、日本語で