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カテゴリ:観る( 21 )

ウィンブルドン名物 ストロベリー&クリーム

先日のウィンブルドン観戦のとき、どーーーしても食べてみたかったのがストロベリー&クリーム Strauberries & Cream
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ご覧の通りのイチゴのクリームがけなんですが、これがここの名物なんだそうです。
お値段は昨年から据え置きの2.25ポンド。

前日の夜明け直後にイギリスのケント州で収穫され、当日の朝にウィンブルドンへ運ばれるという新鮮なイチゴたち。
毎日、重さ2トンあまりのイチゴが販売され、2週間の大会期間中には合計で約28トンの イチゴが、生クリーム7,000リットルと共に消費されると読みました。
エライ量です。

そういえばスーパーのTESCOでは「イチゴ1パック買ったら、生クリーム1つおまけ」セールをやってました。
ウィンブルドンが終わるとイチゴの値段が下がるという話も聞きました。

でも、見ての通り、タダの苺。。。
実は私たちの左右のおばさまたちは、凍らせた苺とクリームを持参していました。
「あっちの方が冷たくて美味しそう・・・!」013.gif

写真を撮るのも忘れ無心に飲みましたが、イギリスの夏の代表的なカクテル、ピムス Pimm'sも漏れなく購入しました。
甘苦いリキュール、ピムスをレモネードで割り、スライスしたオレンジ、リンゴ、キュウリ、イチゴ、ミントの葉などを入れて飲みます。
ジュースみたいで爽やかで美味しい。
Pimm's to goスタンドは長蛇の列で、猫も杓子もこれを持って歩いてました。
このピムスにいたっては、15万杯も飲まれるらしいです。

果たして、不景気のイギリスで、今年のイチゴやピムスの売れ行きはどうだったんでしょうか027.gif
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by takaramono5898 | 2009-07-02 04:12 | 観る

テニスの殿堂、ウィンブルドンへ ~たからもの夫婦全英デビュー?~

ここのところロンドンらしからぬ良いお天気058.gif
加えて、昨年は一度も感じなかった「夏」らしい暑い日が続いています。

そんな中、テニスのウィンブルドン選手権7日目を観戦してきました。

この大会、チケットを手に入れるのは結構大変。
前売り券は、前年のうちに封書で申込書を取り寄せ、応募し、当選した人だけが買うことができます。
日にちやコートは選べません。
当選確率はかなり高い模様。

うちの旦那さんは本当にマメで、密かに上述の作業を行っていました。
しかも彼はびっくりするくらいクジ運が良く、初めての応募で見事センターコートのチケットを当てました。
恐るべし。。。026.gif

地下鉄でSouth fieldという駅まで行き、そこから人の波が進む方向に歩くこと30分弱。
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指示された入口から会場に入ると、まだ午前中にも関わらずすごい人。
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センターコートの試合は午後13時からでしたが、一足先にオープンコートで行われるジュニアの試合を観戦しました。
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自由席で誰でも見られるコートが並んでいます。
向こうに見えるのは少し大きなコートです。
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日本人の井上雅さんとオマーンの Fatma Al Nabhaniさんの試合。
井上さんは17歳の女子高生。
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今年の全豪オープンテニスジュニアでベスト16に入った期待のホープなのだそうです。

私たちは途中で退席しましたが、井上さんは見事勝利して、2回戦に駒を進めました。

センターコートは1年でこのウィンブルドン選手権でしか使われないという格式の高いコートです。
「どこらへんなんだろうなぁ」なんて、番号通りのゲートをくぐると・・・
えぇぇぇぇぇぇぇ!005.gif
前から3列目の強烈にいい席。
砂かぶり!
あまりに興奮して
「すごーい、すごーい!」005.gif
と叫んだので、隣のオバサマたちに微笑まれちゃいました。

この日のセンターコートは女子シングルスと男子シングルスの4回戦。
対戦は次の通りでした。(カッコ内はシード)

●第一試合 Roger Federer/スイス(2)対 Robin Soderling/スウェーデン(13)
豚に真珠、私にウィンブルドン。
私はこの日までフェデラーさんなる選手を知りませんでした。
ウィンブルドン5連覇しちゃったものすごい方なんですね。
ほんとスミマセン。
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ランク的にはフェデラーの方が優位でしたが、対するソデルリングは全仏オープンで王者ナダル(今大会はケガで欠場)を倒して「史上最大の番狂わせ」と言われた選手だそう。
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193cmの長身から繰り出すサーブはとても速く感じられました。
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結果はフェデラーが3セット先取のストレート勝ちでしたが、見ごたえのある試合でした。

●第二試合 Dinara Safina/ロシア(1) 対 Amelie Mauresmo/フランス(17)
第1シードのディナーラ・サフィーナが、2006年のチャンピオンで第17シードのアメリ・モレスモと対戦。
初のグランドスラム制覇を目指しているというサフィーナは183cm!
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デカイ。おっかないです。
ミスをするとロシア語でなにやら叫び、へそが出ててもなりふり構わない。
勝利への執着心が、毛穴中から出てる感じ。

アメリは2006年のウィンブルドンの覇者ですが、勢いではサフィーナが上か。
過去の対戦成績では4勝2敗でモレスモが優位でしたが、のぼり調子の若者サフィーナが気迫で勝利しました。

途中、歴史的な一幕が。
3年がかりで完成した開閉式の屋根が、初めて閉じられるというハプニングがありました。
パラパラと雨が降り出した途端、名物のシート敷きのお兄さんたちが登場すると会場は大盛り上がり。
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ひとまずシートを敷いたあと、試合はサスペンデッド。
ヒマな観客は、なぜかウェーブでこれまた大盛り上がり。
アナウンスの後、徐々に閉まりはじめ・・・
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この間、会場は大声援です。

さらに。
試合再開前、すぐ後ろを振り返ると、旦那さんが血相を変えて、
「あ、ジョン・マッケンローだ!!!」027.gif
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どうやらアメリカの番組の解説者として来たらしい。
この私だって、マッケンローは知ってます。
老けたなぁ。。。
でも、笑ってました003.gif
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●第三試合 Andy Murray/イギリス(3) 対 Stanislas Wawrinka/スイス(19)
アンディ・マレーはスコットランド出身の22歳。
1936年のフレッド・ペリーを最後に優勝者が出ていないイギリスとしては、第3シードのメチャクチャ期待がかかってます。
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客席には「CMON ANDY」Tシャツを着た応援団も。
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9割方がマレーを応援していました。

夜ごはんを食べに席を外したら、いきなりスタニスラス・ワウリンカに1セット目を取られていました。
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前述、同郷のフェデラーと組んで2008年北京五輪でダブルス金メダルを取った実力派です。
サーブ前、ボールを慎重に選ぶ姿が印象的でした。

フルセットの末、試合が終了したのは午後22時30分すぎ。
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後に調べると、大会史上、最も試合終了時間が遅くなったのだそうでした。

テニスがこんなに面白いなんて!
2週間、毎日見に来たって飽きないくらいです。

現役復活を果たした伊達公子選手は初戦敗退でしたが、杉山愛選手は私たちが見た翌日のミックスダブルス3回戦にて勝利!
このウィンブルドンで日本人選手が堂々と戦っている姿を見るのはとても誇らしい気持ちになります。
本当に貴重な経験となりました。
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【余談】
家に帰ると、テレビを見ていたロンドンの友人からのメールで、
「3列目に座ってたでしょ!旦那さん、オレンジ色のシャツ着てたでしょ!」
・・・なんと、私たち、テレビに映ってたんですって!012.gif
ユニクロポロシャツの旦那さんと、無印ワンピースの私。
二人して、
「もっといい格好していけば良かった・・・」
初めて屋根が閉じられたり、最も遅くまで試合が行われたり、その記念すべき大会に、ワタクシタチも全英デビューと相成りました。
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by takaramono5898 | 2009-07-01 06:20 | 観る

バレエ オンディーヌ @トラファルガー広場

先日のロイヤルオペラハウスでのおひとりさまナイトの後、
吉田都さんのオンディーヌって、どんな感じなのだろう・・・039.gif
と気になりまして。
一目見てみたいと思ったので、試験を翌日に控えた旦那さんを置いて、無料で見られるというトラファルガー広場まで行ってみました。

夕食を終えて、パンを捏ねてから発酵させている間に行きました012.gif
場面は既に第3幕。
広場にスクリーンがあるところまではいつものイベントと同じですが、
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みんな地べたに座ってる。。。
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私は後ろの方から立って見ました。
写真で見ると随分スクリーンが小さく見えますが、実際はかなり大きかったです。
鮮やかに良く見え、音響も迫力たっぷりでした。

ちょっと写りが悪いですが、おぉ、あれが吉田都さん!
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私が見に行った日のオンディーヌ役の人よりも、華奢で柔らかい印象を受けました。

その後も、前々日の記憶が甦ります。
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夜になって少し肌寒かったですが、なんといってもタダで見られるんだから、お得065.gif

6/30には「椿姫 La Traviata」、7/15には「セビリアの理髪師 The Barber of Seville」が同じ場所で上映されるそうです。
BP Summer Big Screens 2009
楽しみです016.gif
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by takaramono5898 | 2009-06-05 05:34 | 観る

バレエ オンディーヌ @ロイヤル・オペラ・ハウス

先日のこと。
「実は、内緒で勝手にやっちゃったことがあるんだけど・・・・・・」025.gif
外出から帰った私に、神妙な面持ちで打ち明ける旦那さん。

「な、何・・・?」002.gif
良からぬことだろうと覚悟して尋ねると、
「バレエのチケット取っちゃった」004.gif

どうやら彼が入手した格安チケットの情報、彼は試験真っ只中なので行けないけれど、あまりに魅力的だったので売切れる前に買ってしまったとのこと。

なぁ~んだ~、びっくりした。042.gif
そんなことなら、喜んで。

で、昨日一人で、ちょっとおめかしして行ってきました036.gif
我が家から徒歩5分とかからない、ロイヤル・オペラ・ハウス
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昨年の「眠れる森の美女 Sleeping Beauty」以来、2度目です。
選んでくれた席は、前が通路なので舞台がバッチリ見える、チビな私には最高の席。
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上の立ち見席まで人がいっぱいです。
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水の精オンディーヌと王子が恋に落ちて・・・最後には、王子が死ぬ・・・
ってとこだけは、wikiで見たあらすじと同じでした。
が、それ以外は全然違~う!
もっとしっかりあらすじを調べていけばよかった007.gif

3幕構成のため、30分のインターバルが2回入ります。
いつもバニラがいいという旦那さんに合わせてたけど、今日はストロベリー独り占め!
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ブラブラとオペラハウス内を歩くと、ガラス張りの清清しいバーカウンター。
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食事をしている人もいます。
さらに上の階からは、コベントガーデンを一望できるバルコニーもあって、みんな楽しそう003.gif
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2回目のインターバルでは・・・
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シャンパン飲んじゃいました!
きゃー、シアワセ016.gif
おひとりさま大満喫の夜でした。

 ***

この日のキャストは次の通り。
Ondine: Alexandra Ansanelli
Prince Palemon: Valeri Hristov
Berta: Laura Morera
Tirrenio: Kenta kura
A Hermit: Alastair Marriott


精霊王には日本人の蔵健太さん
毎度のことながら、バレエはさっぱり分からない私ですが、蔵さんが出てくると舞台がピリッとする感じ。
大切な役どころを見事に演じていて、カーテンコールでの拍手も一際大きくなりました。
旦那さんが「ラ・バヤデール」を見たときも、蔵さんの踊りは冴えていたそうです。

オンディーヌは日本人のプリンシパル、吉田都さんの当たり役だと聞きました。
6/3(水)は特別なイベントで、吉田さんがオンディーヌを演じる舞台がトラファルガー広場で上映されるそう!
うわぁ、見比べて見たいなぁ。。。
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by takaramono5898 | 2009-06-03 05:05 | 観る

シルヴィア Sylvia

本当に、一体どうしたんでしょう、旦那さん。
先日の『白鳥の湖の』あと、すぐさま別のバレエのチケットを取っていました。
今回もStall席の50ポンドの席を、15ポンドで手に入れちゃうところ、旦那さんは本当にしっかり者です。

レオ・ドリーブ作曲『シルヴィア』。
・・・知らないなぁ026.gif

Wikiで予めストーリーを調べると、オリオンやらディアナやらエロスやらの名前が出てきて、
どうやらギリシャ神話が舞台のようです。
チャイコフスキーをして、
「もし私がもっと早くこの作品を知っていたら、私は『白鳥の湖を』作曲しなかっただろう」
と言わしめた名作だとか。

場所は先日と同じ、うちから激近のコロシアム劇場 London Coliseum
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演じるのはイギリスで3本の指に入ると言われる英国バーミンガム・ロイヤルバレエ団 Birmingham Royal Balletです。

当日のキャストは次の通り。
Sylvia: Natasha Oughtred
Amynta: César Morales
Eros: Christopher Larsen
Diana: Gaylene Cummerfield
Orion: Matthew Lawrence


佐久間奈緒さんというプリンシパルをはじめ、
ファーストソリストやソリストにも日本人の名前がありましたが、
残念ながら私たちの見た回には出演されていませんでした。

 ***

劇場内は、前回の『白鳥の湖』にも増してフランクな印象。
きちんとおめかししている人もいるけど、Tシャツいっちょのおじさんもいました。

舞台が始まると、
「あれ???私、wikiで間違えたページ読んでたかな?????」008.gif
ってくらい、様子が違う。

現代版にアレンジされているようでした。
「坊主頭のオカマちゃん二人組」の踊りでは、会場から笑いが漏れるくらいコミカル。
シルヴィアとアミンタの中を取りもつ神エロスはステッキを持った白髪の老紳士として登場しました。

シルビア役の方は手足が長くて女性らしくて柔らかくて、キレイだった~016.gif
男性陣はとりわけ筋肉隆々066.gifの人が多かったように思います。

な~るほど、こういうバレエもあるものなんですね027.gif

 ***

それにしても、日本人が世界中で活躍していることに改めて驚きます。
私は日本以外で暮らそうと思ったことが一度もありませんでした。

ふと、『住めば地球』というテレビ番組を思い出しました。
1989年4月~1991年3月まで日曜の朝、テレ朝で放送されていた地味~な30分番組。
ジョン・カビラのナレーションも楽しく、海外で活躍する日本人の姿が実に活き活きとレポートされていました。
毎回欠かさず見ていたけど、それでも世界に出て行きたいとは考えなかった。
考える前から「自分には無理だ」と思っていました。

がんばるニッポンジンたち、眩しいなぁ012.gif
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by takaramono5898 | 2009-04-20 22:33 | 観る

白鳥の湖 Swan Lake

先月末、アメリカン・バレエ・シアター American Ballet Theatre による『白鳥の湖』を見てきました。

どうしたんでしょう、うちの旦那さん。
毎日毎日、フリーペーパーのメトロ METROをネットでしみじみチェックしてると思ったら、
バレエやミュージカルの割引クーポンが載ってるかどうかを探してたそうなのです。
今回のチケットも半額で購入。
しっかりしてるなぁ027.gif

同じ頃、英国王立ロイヤル・バレエ団も『白鳥の湖』を上演していたそうですが、そちらはちょっと高くて、しかも殆どチケットが残っていなかったそうです。

アメリカン・バレエ・シアターはニューヨークを拠点にしている世界的なバレエシアターとのこと。
日本人では加治屋百合子さんという方がソリストとして活躍されていると他のブログで読みました。

私にとってはそのロイヤル・バレエの『眠れる森の美女』を見て以来、2回目のバレエ観劇。

でも会場のコロシアム劇場 London Coliseum があまりに家から近いので、(徒歩10分かかりません)
「ジーンズで行ってもいいっすか?」
と尋ねたらさすがに旦那さんに怪訝な顔をされました。
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しぶしぶスカートをはいて出かけると、劇場前で日本人女性から声を掛けられました。
事情を伺うと、小さな女の子たち二人だけの入場を認めてもらえず、付き添いとして一緒に入ってもらえないかとのこと。
当の本人たちは10歳前後の子と幼稚園くらいかな?
女性はまだ小さな子を抱え(←2歳なのだそう)、傍らには小さな男の子もいました。

ななななんと、4人の幼い子たちを持つお母様!
小さな子たちだけでバレエを見ようとしていたというのもビックリでした。

一緒に入場するくらいお安い御用。
「バレエ好きなの?」
と上の子に訊くと、
「うん!習ってるの043.gif
と、目をキラキラ072.gif

下の子はふにゃふにゃしたり、踊ってみたり、ごきげんです。
それをたしなめるお姉さん。
まぁ、かわいらしい053.gif

肝心の舞台なのですが、いつもとおり、良し悪しはよく分かりません。
ソロたちがかわるがわる踊る場面は、なんだか長い感じがして、
「ふゎぁぁぁぁぁぁ」と・・・014.gif
・・・私、あの少女たちよりも全然なってない。
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初めて知ったのですが、同じ『白鳥の湖』でも、演出によって振り付けや結末までも変わってしまうんですね。
今回は、哀しい終わり方でした・・・007.gif

どんなものでもライブの臨場感というのは大好きです。
世界でも屈指のバレエ団が演じる白鳥の湖だもの、見る人が見れば素晴らしい舞台だったに違いない。

でも、私にとってはあの少女の瞳のキラキラ072.gifの方が、ずっと印象に残りました。
舞台が終わったあと、下の子は寝起きでむにゃむにゃしてたけど、
上の子は「楽しかった!」オーラを体中から発してました。
こんな小さな頃から、「どうしても」とお願いして見に来るくらい、大好きなことがあるなんて。
素直に、羨ましい012.gif
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by takaramono5898 | 2009-04-13 19:46 | 観る

春琴 Shun-kin

深津絵里さんが出演する舞台、春琴 Shun-kinに行ってきました。

場所はロンドン中心から少しだけ東にあるBarbican Centre
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「劇場、コンサートホール、映画館、ギャラリー、図書館などを備えた多目的文化施設」
・・・ということで、普段の私にはあまりご縁がない場所です。。。

なんとなく人の流れに沿って建物に入り、中でうろうろ。
しばらくしてようやく劇場の入口を発見しました。
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2階席ですが前に人がいないのでとてもよく見えました。
開演間際になると、会場は9割方日本人以外!
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これには驚きました。

私は日本の現代演劇を見るのは初めてなのですが、サイモン・マクバーニー Simon McBurneyという演出家は世界的に有名な方なのですね。
2003年には村上春樹の短編「象の消滅」などの作品を戯曲化して(=The Elephant Vanishes)成功したそうです。

だからこそ、日本人以外の人から注目されているのだろうなぁ。

今回の『春琴』は、谷崎潤一郎の『春琴抄』と『陰翳礼讃』をモチーフにした作品。
現代と昭和を行き来しながら、主に春琴抄のストーリーを辿っていきます。

恥ずかしながら私は『春琴抄』を読んだことがなく(たとえ読んでいたとしても忘れ)、
まったく何も知識がないまま見ました。
脇に英語字幕が流れていますが、舞台はすべて日本語で進むので、いつもと違って楽チン。
・・・かと思いきや、日本語の難解さや話の複雑さに、筋を追うのに必死。
(多分、私だけ)
あれ、ガイジンの皆様はちゃんとわかったのでしょうか???

それでも、暴力的なシーンでは、会場全体が緊張。
佐助が目を突くクライマックスでは、皆が息を呑みました。

舞台が終わると、力強い拍手がなかなか鳴り止みませんでした。

「私の理解を超えている」反面、「あぁ、そういう形もあるのかもしれない」
とても抽象的ですが、ぐっと心に掴み掛かってくるような感じがしました。

Telegragh、TIMES、Independent・・・
「London、Shun-Kin」と検索するだけでたくさんの記事やブログが出てきます。
賛否両論。
ほめる人、けなす人、いろいろです。

でも、少なくとも私は、とても良かった。

高校のときでしょうか、授業で取り上げられた『陰翳礼讃』は覚えています。
サン・ピエトロ寺院の豪勢な彫刻を見ても、タイの金色の塔を見ても、心の底では親しみを感じないルーツがそこにあるような気がします。
『In praise of shadows』って言われても、ねぇ。
なんか違うし。。。

もともと2008年春に初演されたものが、今回の2009年ロンドン公演を経て、3月からは
世田谷パブリックシアターで再演されるそうです。

深津絵里さん、同い年。
本当にスゴイ女優さんです。
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by takaramono5898 | 2009-02-22 06:28 | 観る

葉加瀬太郎 バレンタイン・コンサート Taro Hakase Valentine Gala Concert

バレンタインデーの夜、葉加瀬太郎さんのコンサートに行ってきました。

今回の会場はCadogan Hallというところ。
ブランドショップが立ち並ぶSloane Squareの一角にあります。
ここらへん、去年チェルシー・フラワーショーで来たなぁと思いながらバスで到着。
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地味に、怪しげな光を放ちながら建ってました。

中に入ると、気のせいか、フジ子さんのときよりも駐在ムードが色濃く出ているような。
バレンタインだからなのか、ゴージャスでドレッシーな人が多い感じがしました。
普段着に毛が生えた格好の私はちょっと気後れ。。。008.gif

年末のエジプト旅行で同じツアーだった人たちを2組も見かけたり、旦那さんの同窓会の知り合いのご夫婦がいらしたり。
ホントに狭いなぁ、ロンドンの日本人社会。

二階席だけどよく見えます。
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9割方日本人だけど、白人同士のカップルもちらほら見えました。

開演時間が過ぎると、モジャモジャ頭の葉加瀬さんと、ポーランド人の若手ピアニストMaciejさんが出てきました。
前半は二人のみ、休憩を挟んで後半は、ロイヤル・フィルハーモニーのメンバーが加わっての演奏でした。

前半、はぁぁぁぁぁぁぁ、気持ちよく眠りに・・・・・というところでインターバル。
私、クラシックのコンサートでどうしても最後まで起きていられないようです。。。

後半は知っている曲も多く、最後は手拍子まで出て寝ているヒマはありませんでした。

全曲目は次の通り。

Four Romantic Pieces Op.75 /Antonin Dvorák
Sonata No.1 in G major Op.78/Johannes Brahms
Romance in A major Op.94-2/Robert Schumann

Salut d’amour/Edward Elgar
Etupirka/Taro Hakase
Prelude and Allegro/Fritz Kreisler
Open Arms/Steve Perry, Jonathan Cain
I Give You Spring/Taro Hakase
Meditation from Opera "Thais"/J.E.P Massenet
Another Sky/Taro Hakase
Never Give Up/Taro Hakase
Fiddle Faddle/Leroy Anderson

Celine Dion : To Love You More


葉加瀬太郎さんについて事前に知っていたことは、
・高田万由子さんと結婚して家族でロンドンに住んでいる。
・週末にJ-WAVEで旅行に関するラジオ番組のナビゲーターをしている。
(聴くつもりはないのに、なぜかたまたまよく家にいる時間にやってました)
・「情熱大陸」のテーマソング。

・・・って、なんと貧相な知識。

調べてるうちに思い出したのが、
・クライズラー&カンパニーのメンバーだったこと。

そして、コンサートに行って初めて重大な事実が、
・セリーヌ・ディオンの曲(=To Love You More)の作曲段階から携わり、1996年から3年間もワールドツアーに同行していた。

ひゃ~、びっくり、知らなかった005.gif
知らなかった自分にも驚いた。

コンサート自体は、本当に楽しめました!
聴いたことのある曲が多かったし(ジャーニー好きの私には、Open Armsは痺れました)、
とにもかくにも、演奏する葉加瀬さんの楽しそうなこと!
見ているこちらまで楽しくなってしまいます。

曲についてのエピソードもひとつひとつ面白くて、
「Never Give UpはマスカラのCMソングだったので、
こすっても泣いても落ちないっていうのをヴァイオリンで表現してくれと言われました(笑)」
で、会場爆笑041.gif

私にはヴァイオリンの演奏の良し悪しは分からないけれど、
葉加瀬さんが今の地位を築いたのは、関西人ならではのJapanese ラテン系キャラの力が大きいのではないのでしょうか。
底抜けの明るさが、運もお客さんも呼び込んでくるような気がします。
もさもさ頭を情熱的に振り乱して弾く姿は、きっと誰にも真似できません。
恐るべし、ブランディング・・・
なんとなく、「揺るぎない、楽しさ」というイメージが浮かんできました。

パンフレットの笑顔も、味がある。
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こんなご時世だからこそ、彼の演奏を聴くと元気になれますよ~!
次のロンドン公演は6月だそうです。
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by takaramono5898 | 2009-02-16 06:14 | 観る

ねずみとり The Mousetrap

近頃、我が家は「懸賞生活」風。

昨年、旦那さんがピアノリサイタルを当てたのをきっかけに、私もまめに懸賞に応募するようになりました。

昨年、mixiでたまたま見かけたチケットプレゼントで当たったのがThe Mousetrap
アガサ・クリスティがいくつか書いた戯曲の中の一つです。

応募の際、
「アガサ・クリスティが大好きなんです!
今も辞書を引きながら原書を読んでます!!!」

と力強くアピールしたのが功を奏したのかな?

ほとんどすべてのアガサ・クリスティの作品を読みましたが、なんとなく戯曲は読みづらくて避けてました。

でも、ミュージカルと違って戯曲は最初から最後まで英語ばっかり。(当たり前)
日本語訳を読んで行かないと絶対にぽか~んとしてる間に終わっちゃうことうけあい。
で、先日の一時帰国の際に買ってきました。

ねずみとり (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アガサ・クリスティー / 早川書房

スコア:


この戯曲、なんと今年で初演から57年目!
HPに
「the longest running show, of any kind, in the world」
とある通り、世界で一番長い間上演されている舞台なのだそうです。
もう、こうなったらやめるにやめられないんじゃないかなぁ。。。

劇場はSt.Martin's Theatre
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うちから歩いて15分くらいでした。

box officeで引き換えてもらったチケット。
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STALL席は36ポンドするところもあるのですが、我々はタダ053.gif
ラッキ~072.gif

劇場内には公演回数を表示されていたり、
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若かりし頃のエリザベス女王が見に来たときの写真が飾られていました。
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客席はいたってこぢんまり。
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歴史を感じさせます。
Lion KingやBilly Elliotとは対照的に、お客さんもまばらでちょっと寂しい。。。

いよいよ開演時間。
一転暗くなると、
「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
・・・これからご覧になる方のためにネタバレしないよう、このへんで。

ものすごくクラシックな舞台で、日本で言うなら昭和初期みたいな雰囲気。

和訳を読んでおいて大正解でした。
原作に忠実なセリフになっていたように思います。
(って、早いセリフはよく聞き取れなかったけど)

アガサ・クリスティのすごいところって、
えぇ!?マジですか!?
という結末を考え出してしまうところだと私は思います。

正直、この話の結末はうっすら分かったし、
「そんな偶然、なかなかないよ」的なところもありましたが、それにしても面白かった。

かなりマニアックなので力強くオススメはしませんが、アガサ・クリスティ好きな方は、一度見てもいいかも。
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by takaramono5898 | 2009-02-06 23:28 | 観る

ライオン・キング Lion King

旦那さんが冬休みのうちに行っておこうということで、「ビリー・エリオット Billy elliot」に引き続き「ライオンキング Lion King」も見てきました。

これは劇団四季の舞台を見たことがあるし、ストーリーも単純なので、英語はさっぱり分かりませんが安心042.gif

もともとはディズニー映画だし、とっつきやすいミュージカルの一つですが、人気があるのでチケットがなかなか手に入りません。

いつの間にうちの旦那さんはこういう人気チケットの安売り情報を仕入れているのか、謎です。
1階の見やすい席を予約してくれました。

Lion Kingを上演している劇場は我が家から激近、徒歩3分。
当日はボケボケしてたら夫婦揃って開始時間を30分勘違いしており、
(14:30だと思ってたら14:00だった)
運良く13:30頃に気づいた我々、ここ半年の中で最も効率的に動いた2分。
超速攻で身支度を整えて事なきを得ました。

昼間に通りかかると人が並んでいることも多い劇場。
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恐らく当日のチケットを買おうとしているお客さんなのだと思います。

中に入ると階段の上にはグッズのお店が。
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人形つきのキーホルダーとか、Tシャツとか、いろいろあります。

劇場内。
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マチネ(昼公演)だからか、この演目だからか、子ども含有率がとても高い。
制服を着ている子もいるので、学校で見に来てる集団もいたようです。

ショーが始まると、両脇にあるボックス席の一部では大きな太鼓を演奏してました。
正に劇場全体を使ってのパフォーマンス。

1階席の後ろから続々と動物たちが集まってくる様子は圧巻です。

出演者のほぼ全員が黒人or黄色人種なのも印象的。
(今までロンドンで見たいくつかのミュージカルはみな白人ばかりでした。)

ストーリーは劇団四季のステージガイドに分かりやすく書かれているのでどうぞ。

日本で見たのは何年も前のことなので、またもや細かい部分は忘れていましたが、衣装やセットなども含め、ほとんど変わらぬ内容だったと思います。

・・・で、結論。
私はなんとなく、イマイチでした015.gif
何がどうイマイチなのか、うまく説明できませんが、あまり感動できませんでした。
舞台の仕掛けとか、動物たちの衣装とか、影絵のような演出などなど、素晴らしいのですが。。。

二回目だったからなのかも?
マチネは夜の公演に比べて若干レベルが落ちるという話も聞いたことがありますが、そんな微妙な違いを私が見極められるはずもなく。

個人的には、ビリー・エリオットを強くオススメします043.gif
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by takaramono5898 | 2009-01-17 22:40 | 観る