私たちが今住んでいるのは、旦那さんが通っているロンドン大学の学生が集まった寮です。
最寄り駅は地下鉄の「Russel Squre」。
東京でいえば、飯田橋といった雰囲気でしょうか?
ロンドン中心部にほど近く(=地下鉄で数駅、歩いても30分かからない)、学校があり、それなりに人も住んでいます。
私たちの寮は800人以上も人がいる大きな寮で、独身の若い大学生やら、子どもが2人の家族連れまで、ありとあらゆる人種・出身の人たちが暮らしています。
我々が初めてここのやってきたのは9月初めのころでした。
割り当てられた部屋にドキドキしながら向かうと・・・地下なんです。
Lower Ground。
暗い、陽の光が差さない、よっこらしょと外をのぞき込まないと空も見えない。
ガッカリ・・・・・・・・・・・・
部屋の変更を申し出ましたが、当然のことながら受け入れられず。
真っ先に私たちが買ったのは、居間の四隅に置く照明でした。
特にここ、Russel Square周辺では、古いレンガで出来た、こういった造りの建物が多く見られます。
私たちは寮のレセプションを通らないと中に入れませんが、外の通りから直接階段を下りて部屋に入る形式のおうちも多数。
建物の高さを高くするかわりに、地下の有効活用といったところでしょうか。
「住めば都」とはよく言ったもので、今やすっかり慣れてしまいました。
しかもこの部屋、寒さ知らず。
セントラルヒーティングで各部屋に暖房が付いているため、外は強烈な木枯らしでも、中では素足にTシャツなんてことも。
地下だから温まったら冷めにくいのかもしれないと、前向きに捉えるようにさえなってきました。
しばらくここで暮らしてみます。