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テニスの殿堂、ウィンブルドンへ ~たからもの夫婦全英デビュー?~

ここのところロンドンらしからぬ良いお天気058.gif
加えて、昨年は一度も感じなかった「夏」らしい暑い日が続いています。

そんな中、テニスのウィンブルドン選手権7日目を観戦してきました。

この大会、チケットを手に入れるのは結構大変。
前売り券は、前年のうちに封書で申込書を取り寄せ、応募し、当選した人だけが買うことができます。
日にちやコートは選べません。
当選確率はかなり高い模様。

うちの旦那さんは本当にマメで、密かに上述の作業を行っていました。
しかも彼はびっくりするくらいクジ運が良く、初めての応募で見事センターコートのチケットを当てました。
恐るべし。。。026.gif

地下鉄でSouth fieldという駅まで行き、そこから人の波が進む方向に歩くこと30分弱。
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指示された入口から会場に入ると、まだ午前中にも関わらずすごい人。
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センターコートの試合は午後13時からでしたが、一足先にオープンコートで行われるジュニアの試合を観戦しました。
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自由席で誰でも見られるコートが並んでいます。
向こうに見えるのは少し大きなコートです。
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日本人の井上雅さんとオマーンの Fatma Al Nabhaniさんの試合。
井上さんは17歳の女子高生。
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今年の全豪オープンテニスジュニアでベスト16に入った期待のホープなのだそうです。

私たちは途中で退席しましたが、井上さんは見事勝利して、2回戦に駒を進めました。

センターコートは1年でこのウィンブルドン選手権でしか使われないという格式の高いコートです。
「どこらへんなんだろうなぁ」なんて、番号通りのゲートをくぐると・・・
えぇぇぇぇぇぇぇ!005.gif
前から3列目の強烈にいい席。
砂かぶり!
あまりに興奮して
「すごーい、すごーい!」005.gif
と叫んだので、隣のオバサマたちに微笑まれちゃいました。

この日のセンターコートは女子シングルスと男子シングルスの4回戦。
対戦は次の通りでした。(カッコ内はシード)

●第一試合 Roger Federer/スイス(2)対 Robin Soderling/スウェーデン(13)
豚に真珠、私にウィンブルドン。
私はこの日までフェデラーさんなる選手を知りませんでした。
ウィンブルドン5連覇しちゃったものすごい方なんですね。
ほんとスミマセン。
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ランク的にはフェデラーの方が優位でしたが、対するソデルリングは全仏オープンで王者ナダル(今大会はケガで欠場)を倒して「史上最大の番狂わせ」と言われた選手だそう。
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193cmの長身から繰り出すサーブはとても速く感じられました。
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結果はフェデラーが3セット先取のストレート勝ちでしたが、見ごたえのある試合でした。

●第二試合 Dinara Safina/ロシア(1) 対 Amelie Mauresmo/フランス(17)
第1シードのディナーラ・サフィーナが、2006年のチャンピオンで第17シードのアメリ・モレスモと対戦。
初のグランドスラム制覇を目指しているというサフィーナは183cm!
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デカイ。おっかないです。
ミスをするとロシア語でなにやら叫び、へそが出ててもなりふり構わない。
勝利への執着心が、毛穴中から出てる感じ。

アメリは2006年のウィンブルドンの覇者ですが、勢いではサフィーナが上か。
過去の対戦成績では4勝2敗でモレスモが優位でしたが、のぼり調子の若者サフィーナが気迫で勝利しました。

途中、歴史的な一幕が。
3年がかりで完成した開閉式の屋根が、初めて閉じられるというハプニングがありました。
パラパラと雨が降り出した途端、名物のシート敷きのお兄さんたちが登場すると会場は大盛り上がり。
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ひとまずシートを敷いたあと、試合はサスペンデッド。
ヒマな観客は、なぜかウェーブでこれまた大盛り上がり。
アナウンスの後、徐々に閉まりはじめ・・・
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この間、会場は大声援です。

さらに。
試合再開前、すぐ後ろを振り返ると、旦那さんが血相を変えて、
「あ、ジョン・マッケンローだ!!!」027.gif
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どうやらアメリカの番組の解説者として来たらしい。
この私だって、マッケンローは知ってます。
老けたなぁ。。。
でも、笑ってました003.gif
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●第三試合 Andy Murray/イギリス(3) 対 Stanislas Wawrinka/スイス(19)
アンディ・マレーはスコットランド出身の22歳。
1936年のフレッド・ペリーを最後に優勝者が出ていないイギリスとしては、第3シードのメチャクチャ期待がかかってます。
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客席には「CMON ANDY」Tシャツを着た応援団も。
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9割方がマレーを応援していました。

夜ごはんを食べに席を外したら、いきなりスタニスラス・ワウリンカに1セット目を取られていました。
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前述、同郷のフェデラーと組んで2008年北京五輪でダブルス金メダルを取った実力派です。
サーブ前、ボールを慎重に選ぶ姿が印象的でした。

フルセットの末、試合が終了したのは午後22時30分すぎ。
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後に調べると、大会史上、最も試合終了時間が遅くなったのだそうでした。

テニスがこんなに面白いなんて!
2週間、毎日見に来たって飽きないくらいです。

現役復活を果たした伊達公子選手は初戦敗退でしたが、杉山愛選手は私たちが見た翌日のミックスダブルス3回戦にて勝利!
このウィンブルドンで日本人選手が堂々と戦っている姿を見るのはとても誇らしい気持ちになります。
本当に貴重な経験となりました。
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【余談】
家に帰ると、テレビを見ていたロンドンの友人からのメールで、
「3列目に座ってたでしょ!旦那さん、オレンジ色のシャツ着てたでしょ!」
・・・なんと、私たち、テレビに映ってたんですって!012.gif
ユニクロポロシャツの旦那さんと、無印ワンピースの私。
二人して、
「もっといい格好していけば良かった・・・」
初めて屋根が閉じられたり、最も遅くまで試合が行われたり、その記念すべき大会に、ワタクシタチも全英デビューと相成りました。
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# by takaramono5898 | 2009-07-01 06:20 | 観る

アテネ&エーゲ海クルーズ PART4

【6月14日(日)5日目 エーゲ海クルーズ:クレタ島、サントリーニ島】

午前中はクレタ島の中心地、イラクリオンに上陸。
クレタ島はギリシャ最大の島で、兵庫県とほぼ同じ面積。
人口50万人のエーゲ海を代表する島です。

我々はイラクリオンの南方7kmにあるクノッソス神殿を見学するツアーに参加しました。

ギリシャ神話には、
クレタ島のミノス王が一度入ったら二度と出ることのできない迷宮を建てて、ミノタウロスという怪獣を封じ込めた
・・・という言い伝えがあるそうですが、長い間神話上の話に過ぎないと考えられていました。
しかし、イギリスの考古学者アーサー・エヴァンスが1900年に発掘を始めると、その宮殿が実在することが分かりました。

約3700年前に作られたこの宮殿は、160m四方、中央には大きな中庭があり、部屋の数は1200以上
あったと言われています。
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一部は4階建て構造の場所もあり、階段が複雑に入り組んで、正に迷路のような構造です。
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宮殿の西側は神殿として使われており、大きな倉庫もありました。
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私が3人くらい入ってしまいそうな大きな甕には、オリーブや油、穀物などが保存されていたそうです。
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北側の部屋にある「牛の上のアクロバット」の複製。
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ギリシャ以外の国からも選手がやってきて、競技が行われていたことを示す絵のコピー。
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アフリカの選手です。
すごい。
これぞオリンピックの前身066.gif

玉座の間。
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その前にある、モザイクのような色彩のある床。
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3700年前の色が今も残っています。

東側の王宮部分。
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4階建ての複雑な構造なのに、下の階まで光が取り入れられられるように設計されていたというからビックリ。

女王の間にあるイルカの壁画。
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色あいがカワイイ053.gif
イルカは平和の象徴だったそうです。

これはその当時使われていた水道管。
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うまく組み合わせられるようになっています。
このクノッソス宮殿にも水洗トイレがあったそうです。

人間って、進歩しているようでいて、そんなに昔と違っていないかもしれない027.gif
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 ***

午後、最後の寄港地、サントリーニ島
ギリシャではティラ島が正式名称です。
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今までの島とは違い、切り立った崖。
白い家が断崖の上部に連なっているのが見えます。

この島に残るアクロティリ遺跡は、火山の噴火で一瞬にして消えてしまったクレタ文明の当時の姿を伝える貴重な文化遺産として知られているそうです。
謎めいた歴史ゆえ、幻のアトランティス文明・・・?と噂されることもあるそう。

私たちは島の北部にあるイアという町を訪ねるツアーに参加しました。
この町は白い壁に青い屋根の建物、海に沈む夕日・・・という、のギリシャの代名詞のような光景が見られることで有名です。

斜面にはレストランやカフェがたくさん。
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よく写真に使われる教会だそうです。
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観光客もたくさんいました。
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こんな道をブラブラ歩いていると後ろから、
「ソーリー!タクシー!」
と声が。
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ロバのタクシーがやって来ました!
斜面が多い場所ゆえ、ロバさんが活躍するんですね。

海に面したカフェでお茶(私はビール)を飲み、短い時間ですがイアを満喫しました。
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 ***
ギリシャの食べ物を少し。

アテネで見かけた量り売りのお菓子屋さん。
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ドライフルーツもいっぱい!
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店内には「からすみあります」と日本語で書いてありました037.gif

滞在中何度も食べたのが、グリークサラダ。
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しょっぱいフェタチーズがポイントです。

イギリスのコッテージパイにも似たムサカ。
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ナスとチーズの重ね焼きで、とても食べやすかったです。

スーパーで買った地元のビール。
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スッキリ味で、暑い中歩いたあとに、く~!ウマイ!068.gif

ギリシャでも思い切り食べて飲んで、よい旅になりました。
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# by takaramono5898 | 2009-06-24 19:52 |   └ ギリシャ

アテネ&エーゲ海クルーズ PART3 sanpo

【6月13日(土)4日目 エーゲ海クルーズ:トルコ/クシャダシ、ギリシャ/パトモス島】

朝ごはんのとき、デッキから見た朝焼け。
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船の旅、なにげに早起きです。

この日はまず、トルコのクシャダシに寄港。
エフェソス遺跡を巡るオプショナルツアーに参加しました。

旦那さんは10年ほど前にこの遺跡に来たことがあり、
「とてもきれいでオススメ」027.gif
とのこと。

エフェソスに紀元前1200年頃に移り住んだ人々が、女神アルテミスを祀った神殿を築きました。
最盛期には25万人もの人が住み、毎年4月に開催されるアルテミスの祭典には100万人もの観客が訪れたそうです。
下線の氾濫や疫病により街は衰退し、何百年もの間土に埋もれていた遺跡を、100年ほど前から発掘・復元を始めたのだそうです。

そのせいか、3000年経っているとは思えないほど遺跡全体がよく残っています。
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モザイクもうっすら色が見えます。
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男子たちが用をたしながら談笑したという水洗トイレ。
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いにしえに思いをはせながら、ワタクシもしばし腰掛けてみました012.gif
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ケルススの図書館。
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この当時の図書館としては、世界で3本の指に入る・・・とガイドさんが言っていたような気がしますが、定かではありません。
いずれにせよ、3000年前に、図書館があるって、ものすごい005.gif

こちらは世界で初めての広告といわれているもの。
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道端に掘られたもので、左からハート印、左足、女性・・・
「こっちにいくと娼婦の館があるよ」
という意味だそうです。。。

出口付近にあった野外大劇場。
とても大きいので、上までのぼるとちょっと怖いです。
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過去にエルトン・ジョンやスティングなど、数々のアーティストがコンサートを行ったようですが、
ロックコンサートは振動が遺跡に悪い影響を与えるそうで、現在はクラシックなどのコンサートのみになっているとのことでした。
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午後はギリシャに戻り、パトモス島へ。
この小さな島の見どころは世界遺産の聖ヨハネ修道院と、聖ヨハネが黙示録を書いたという洞窟です。

・・・が、キリスト教信者ではない我々、あまり興味がないのでツアーには参加せず。
でも、船を下りたところのタクシーのお兄さんが声を掛けてきて、
「二人まとめて25ユーロで洞窟と修道院に連れてくよ」004.gif
というので、乗ってみました。

このあんちゃん、お客は私たちのほかに何組もいるらしく、分刻みのスケジュールでピストン輸送しているもよう。
「●●分に、また迎えに来るから」
言い残して、彼は猛スピードで港まで戻っていきました。

ヨハネの洞窟のある場所の建物。
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中は写真撮影禁止ですが、洞窟の入口はこんな感じ。
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中にはヨハネが体を休めたという場所や執筆したと言われている本が展示されていました。
信者たちはそういった遺物ひとつひとつに十字を切り、キスしていました。

続いて丘の上にある聖ヨハネ修道院
この聖ヨハネ修道院は11世紀に聖ヨハネを記念して設立されたもので、現在では世界遺産に指定されています。

どちらもさほど大きくないので、すぐに見学は終わりました。
帰りのタクシーのあんちゃんを待っている間、修道院の高い丘から見下ろす光景が気持ちよかった001.gif

この日の夜は、特別にディナーに予約が必要で、いつもより少しだけ改まった様子。
最後にはレストランの従業員たちがギター演奏とともに歌を歌ったり、なかなか盛り上がりました。
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みんなすごく楽しそうに歌ってるから、こちらまで楽しくなる003.gif

さらに、別の場所ではギリシャの伝統的な踊りや歌を披露するショー。
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乗客を飽きさせないように、いろいろ工夫が凝らされていました。
私たちは早々に引き上げましたが、日本人のおばさまたちの中には、ディスコで夜な夜なフィーバー(←死語)したつわものもいたようです。
恐れ入りました040.gif

つづく
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# by takaramono5898 | 2009-06-21 00:33 |   └ ギリシャ