【1日目 12月24日(水) ロンドン→カイロ】
夕方の飛行機で、一路カイロへ。
ロンドンからは5時間弱。
日本からは13時間くらいかかるそうで、それよりずっと近いです。
宿泊はすべてゴージャスな五つ星ホテルで、初日はコンラッドカイロでした
(ツアー自体のお値段もゴージャスだけど・・・)
【2日目 12月25日(木) カイロ】
3時間寝たか寝ないか・・・
翌朝、部屋からの写真。
ベランダからはプールが見下ろせるけど、
ちょっと左を向くとスラムのような光景。
●ギザ観光
朦朧としながらバスでギザのピラミッド観光へ。
いきなりのクライマックスに眠気も吹っ飛びます。
クフ王のピラミッドは1日300人しか入れないらしいけど、真偽のほどは不明です。
(もっと居たような気がする)
当たり前ですが、デカイです。
一つの石はこれくらいの大きさ。
(よじ登るのは禁止です。真似っこしただけ)
作られた当初は表面にすべて化粧板が付いてツルリとしていたそうですが、落ちてなくなってしまったそうです。
完成した当初のピラミッド、見てみたいなぁ。
上の方にある入口が当初作られたものだそうだけど、見学はその下にある盗掘孔から入ります。
残念ながら写真撮影禁止でしたが、入口でチケットをもぎられると、
やや中腰で長い下り坂を下ります。
板に取っ掛かりの木が打ちつけてあるだけなので足元は悪い。
しばらく下ると今度はトンネルのようなところをくぐり、ちょっと広い部屋に出る。
そこから今度は上りに転じ、ようやく奥の棺の間に到着しました。
外は肌寒いのに、ピラミッド内部は人々の熱気でちょっと気持ち悪い暑さ。
春分の日と秋分の日には太陽が見えるという空気孔以外は何もない部屋に、
ぽつんと殻の棺が置いてありました。
正直、
「え、これだけっすか?」
という感じ。
やむを得ず引き返しました。
ピラミッドから出てくると、あわただしくラクダに乗って記念撮影。。。
3つのピラミッドに程近いところにスフィンクスまでバスで移動。
こちらも化粧板で覆われていたらしく、お尻の方に少しだけ残っています。
どこ見てるのかなぁ。。。
●ダハシュールの赤ピラミッド、屈折ピラミッド
息をもつかせず、バスにて次のピラミッドへ。
屈折ピラミッドは、途中から傾斜が変わる不思議な形。
王様が死にそうだから建設を急いだとか、諸説あるようです。
赤ピラミッドは内部の見学も出来るけど、ガイドさん曰く、
「かなりハードだし、アンモニア臭がすごいです。
無理しないで、外で待っててもいいですよ」
しかし、もう二度と来ることが出来ない場所。
怯まず中に入りました。
こちらも撮影禁止でしたが、画像よりも何よりも、
臭いが強烈。
クフ王のピラミッドよりも厳しい傾斜の道を下り、奥に行くに連れて臭ってきました。
ツ~ンとするような、キンカンをもっと嫌な臭いにしたような、とにかくめちゃくちゃ臭い!
階段を上って一番奥にある小さい部屋は、暗くてなんだか良く分からなかった・・・
ピラミッド見学にはマスク必携です。
●メンフィス
続いてバスで訪れたのは、古王国時代にエジプトの首都だったメンフィス。
ガイドさんは「博物館」と言ってたけど、みんな野ざらしです。。。
アラバスター(雪花石膏)で出来たスフィンクス。
ギザのスフィンクスと違って、かなり小ぶりです。
ちゃんと人の顔の形してます。
唯一屋根が付いていたのがラムセス2世の巨像。
ジャイアント・ロボみたい。
チョキを出して、負けて悔しがってるところ。
●サッカラ
この日の最後は、エジプトの最初のピラミッドと言われている階段ピラミッド。
入口には立派な柱廊が残っています。
この後、パピルス屋さんに連れて行かれ、日本語が流暢なお姉さんからパピルスの作り方を学びました。
夜は自由だったけど、翌日に備えてホテルで食事をして早めの就寝。
道中に見えたギザのピラミッドは美しかった。
4000年、5000年の月日を経ても、勇壮です。
・・・中に入るより、遠くから見たほうがいいです。
ガイドさんによれば、現在エジプトで見つかっているピラミッドの数は177個なんですって。
(つい数週間前、177個目が見つかったんだそうです。)
つづく