3日目。
車で3時間弱の
クラクフ Krakowという街に連れて行ってもらいました。
ここは14~16世紀までポーランドの首都だったこともある歴史のある街。
旧市街全体が世界遺産に登録されています。
三方を山に囲まれ、友人曰く
「まさに鎌倉みたいな感じ」とのことです
まずは街の南の丘の上にある
ヴァヴェル城 Wawel Royal Castleへ。
坂を上って門に向かいます。
全貌はこんな感じ。
王宮の展示物や大聖堂、博物館に入るためにはチケットを買う必要がありますが、
中に入るだけならタダでした。
門をくぐってすぐに立っていたのが
ヨハネ・パウロ2世の像。
彼はクラクフ出身で、教皇就任まではクラクフの司教だったのだそうです。
3つのチャペルがある大聖堂。
レストランもあります。
私たちはもう一つある別の屋外カフェで昼食をとりました。
写真を撮らなかったのが今でも悔やまれますが、ここの食事も美味しかった
ピエロギというポーランド版水餃子が最高でした。
城からみた
ヴィスワ川。
王宮の中庭。
タダでも十分楽しめました
***
城を出て、旧市街の中心へ向ってぶらぶら。
だんだん人が増えてきます。
中央市場広場に出ました。
ここは中世からそのまま残っている広場としてはヨーロッパ最大とのこと。
観光客でいっぱいです
広場の真ん中にあるのが
織物会館。
14世紀に建てられた織物取引所のあとで、中には土産物屋が両脇にびっしりと並んでいます。
広場の東側には
聖マリア教会。
モンゴル軍の襲撃を知らせるラッパを吹き鳴らしたラッパ手が射られてしまったことを悼むため、
今でも毎時ちょうどにラッパを吹く人が出てくるのだそうです。
フロリアンスカ通り Florianskaを北に進み、
見えてきたのは
フロリアンスカ門 Brama Florianska。
さらに門を出ると
バルバカン Barbakanという砦のあとが残っています。
これは大学の建物だったかな???
そばには
コペルニクスの像が建ってました。
彼はクラクフ大学(=ヤギェウォ大学)の出身なのだそうです。
***
実は、旦那さんの希望で、6月にまたクラクフに来ることが決まっています。
この街の郊外にアウシュビッツ収容所があるからなのです。
一度ドイツで収容所を見たことがある私は本当に気が重いのですが、
でも、しっかりこの目で見てこようと思います。
アウシュビッツとともに、ヴェリチカ Wieliczkaという岩塩採掘場も世界遺産となっています。
次回来るときはこれほどじっくり街の中を見る時間がないので、
私だけ得をしてしまいました