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Londonのたからもの

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大英図書館

今の住まいから歩いて10分くらいのところに大英図書館 British Library があります。
引っ越してしまうと少々遠くなるので、今のうちに行ってきました。

『地球の歩き方』によれば、
・1998年に大英博物館から移転してきた
・蔵書は1200万冊!
・・・だそうです。

EustonとSt Pancrasという二つの大きな駅にはさまれて建っています。
大英図書館_c0153330_6195421.jpg

屋根に赤い縁取りのある建物は、遠くから見ると、
「中国の建物かな?」
と一瞬思いました。一瞬だけ。

中に入ると上層階への階段が。
大英図書館_c0153330_6203676.jpg

日曜日といってもさすがに図書館はそれほど混んでないのか。
いや、結構人はいるのだけど、広いから分からないのか。
いずれにせよ静かでいいです。

階段の上にはKing's library。
大英図書館_c0153330_6213614.jpg

壮観です。

特設展示のコーナーでは、インドのTHE Ramayanaという物語の鮮やかな絵や仮面などが展示されていました。
こういう特設展が無料なのは珍しい。

続いて、隣接するTreasures of the British Libraryへ。
ここにはそれはそれは貴重な文献が並んでいます。

私が分かった限りでは・・・
・マグナカルタ
(奥の特別室にあります。私はどんなにすごいものか分かりませんでしたが、旦那さん曰く、1215年にイギリスのジョン王が初めて人権について制定し、その後さまざまな国の憲法がこれを元に作られたんだそうです。ほほーっ)
・ベートーベン、ハイドン、モーツァルト、シューベルトなどの直筆の楽譜
・『鏡の国のアリス』の作者、ルイス・キャロルの日記
・ワーズワースなどの直筆の原稿

そして私が残念ながらまったく気づかなかったものの中には
・ビートルズ直筆の楽譜
(しかもそのそばのヘッドホンでビートルズの曲を聴きながら見ることができるんだそうです)
・初めて活版を用いて印刷されたグーテンベルグの聖書
などもあったと、家に帰って『地球の歩き方』を広げて初めて知りました。。。

パンフレットを見るとReading roomは随分広いようですが、登録した人だけしか入れません。
「居住してることを証明できるもの」と「サインを証明できるもの」を持っていけば登録できるようです。
登録者じゃないと見られない、更に貴重な文献がたくさんあるようだけど・・・ま、気が向いたら行きます。。。

カフェやレストランも併設されているのでゆっくりできます。
喧騒を離れたい人にはうってつけの場所かもしれません。
by takaramono5898 | 2008-08-25 06:29 | 歩く