今の住まいから歩いて10分くらいのところに
大英図書館 British Library があります。
引っ越してしまうと少々遠くなるので、今のうちに行ってきました。
『地球の歩き方』によれば、
・1998年に大英博物館から移転してきた
・蔵書は1200万冊!
・・・だそうです。
EustonとSt Pancrasという二つの大きな駅にはさまれて建っています。
屋根に赤い縁取りのある建物は、遠くから見ると、
「中国の建物かな?」
と一瞬思いました。一瞬だけ。
中に入ると上層階への階段が。
日曜日といってもさすがに図書館はそれほど混んでないのか。
いや、結構人はいるのだけど、広いから分からないのか。
いずれにせよ静かでいいです。
階段の上にはKing's library。
壮観です。
特設展示のコーナーでは、インドのTHE Ramayanaという物語の鮮やかな絵や仮面などが展示されていました。
こういう特設展が無料なのは珍しい。
続いて、隣接するTreasures of the British Libraryへ。
ここにはそれはそれは貴重な文献が並んでいます。
私が分かった限りでは・・・
・マグナカルタ
(奥の特別室にあります。私はどんなにすごいものか分かりませんでしたが、旦那さん曰く、1215年にイギリスのジョン王が初めて人権について制定し、その後さまざまな国の憲法がこれを元に作られたんだそうです。ほほーっ)
・ベートーベン、ハイドン、モーツァルト、シューベルトなどの直筆の楽譜
・『鏡の国のアリス』の作者、ルイス・キャロルの日記
・ワーズワースなどの直筆の原稿
そして私が残念ながらまったく気づかなかったものの中には
・ビートルズ直筆の楽譜
(しかもそのそばのヘッドホンでビートルズの曲を聴きながら見ることができるんだそうです)
・初めて活版を用いて印刷されたグーテンベルグの聖書
などもあったと、家に帰って『地球の歩き方』を広げて初めて知りました。。。
パンフレットを見るとReading roomは随分広いようですが、登録した人だけしか入れません。
「居住してることを証明できるもの」と「サインを証明できるもの」を持っていけば登録できるようです。
登録者じゃないと見られない、更に貴重な文献がたくさんあるようだけど・・・ま、気が向いたら行きます。。。
カフェやレストランも併設されているのでゆっくりできます。
喧騒を離れたい人にはうってつけの場所かもしれません。